こんにちは!3姉妹を育てる事務員かあさんちばっちです。
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同じように育てているつもりでもやっぱり一人一人違うもので
うちの長女はとにかく自分に自信がないので人前で話すことがめちゃくちゃ苦手です。
ペラペラと達者に話すタイプではなく、おっとりのんびりぼんやり・・・
人前で話すのが苦手な子の場合、どうしたらいいのでしょうか。
授業で発表するよう先生にあてられてどうしていいかわからなくなって泣いてしまったという長女。※学校で泣くようなことはいままでなかった
人前で話す苦手を克服するにはどうしたらいいか色々と考えてみました。
結局は当たり前の以下2点。
- 慣れる
- わからないことを人にきく勇気をもつ
どんなことがあったのか、親としてどう伝えたらいいか考えました。
人前で話すのが苦手
長女はあまり勉強が得意ではありません。なにより“理解力”については正直かなり心配。
テストの点数がめちゃくちゃ悪いとか、宿題が一つもわからない、というほどではないので、
まあ“中の下”みたいなそんなレベルなのかなあと思います。
授業中に泣いてしまった
最近、どうやら担任の先生がいつもあまり発言しない子にも発言させようとしているようです。(あくまで長女の言っていること)
それはそれでいいことだとは思うのですが、
ただですね・・・
ホントのホントに発表が苦手な子もいるということも忘れないでほしいんです〜
私が小・中学生の頃は人の前で発言するのはそんなに嫌ではなかったですし、むしろ
「ガンガン発表して成績かせいだる!」
くらいの子供だったので(笑)、長女のことは正直理解できない部分が多いです。
でもダンナはまさに長女タイプだったようなので、長女の気持ちが痛いほどわかる、と言います。
それで最近の担任の先生の「いつもあまり発言しない子に発言させる」方針で事件が発生。
なにがあったかというと
ペアになって話し合う時間があたえられたがなにを話し合うかよくわかっていなかった
⇊
本人もなにをやるかわからない、ペアの子もわかっていない。
(そのまま話し合い時間終了)
⇊
話し合ったことを発表するように長女が一番にあてられてしまった!!
パニック。頭まっ白。
わからないときに先生に指名されたときの恐怖はたしかにわかります。
ただ長女の場合はもともと自信がない、人前で発表するのが超苦手。
ふだんからそんな状態なのに、今回はなにを発表していいかわからないことをみんなの前で発表しろとあてられてしまった。
そりゃパニックだわ。
そして、もうこんなふうに頭まっ白になってしまうと、
どんなに助け舟のようなアドバイスを言われても全く理解不能モードになります。
「それでその発表のときは結局どうしたの?」
ときいたら
「なにを発表していいかわからなくてだまってたら、先生に『なにか一言でも言って』って言われた」と。
え、怖すぎ。
あくまでこれは長女サイドの記憶なので、
きっと先生もなにか一言でも発表させようとアドバイスはしたんじゃないかと思います。(じゃなきゃただの鬼じゃ)
「どうにかこうにかなにか自分で言ったような気もするけどなにをいったか覚えてない・・・それでどうしていいかわからなくて泣いちゃった」
いやもう発表どころじゃないし、学習もなにもあったもんじゃない。
だって本人なに発表したか覚えてないんですから。
パニックで理解不能になる
実はこういうパニックで頭真っ白、理解不能モードは家でもたまにあります。
怒られて頭真っ白になって理解不能モードになると、
もうなにをいってもムダ。耳にも入っていかないようです。
こちらがなにか言えば言うほど混乱。
もはやなにをきかれているのか、なんで怒られているのか、
ナニモワカラナイ、となってしまいます。
慣れるしかない
私なりに考えてダンナとも話したところ、結局は
苦手をなおすには“慣れ”と“努力”しかないと思います。
スポーツや勉強が苦手なら努力してある程度克服できます。
人前で話すのが苦手なら慣れるしかないと思います。場数をふむ、経験をつむ。
緊張して頭真っ白、というのは私たち大人にもあることです。
頭真っ白、冷や汗ダラダラ、声が震えながらもなんとか発言したりするものです。
それができるのはやっぱり小学校〜高校くらいまでの授業や学校の活動の中でそういう場面を何度も経験してきて多少なりとも慣れているからじゃないかと思います。
子供に伝えられること
きっとほんの2,3分の出来事だったと思うのですが、
彼女にしてみれば果てしなく長く続く絶望の時間だったんじゃないか、
と思うとかわいそうでなんだかやるせない気持ちになりました。
でも人前で発表する機会はこの先も絶対あります。
「授業で発表するっていうのは練習なんだよ。クラスのみんなはお友達だし、お友達の前で発表するだけなんだから不安になることはないし、何回もやっていけば慣れてきてだんだん緊張しなくなってくるよ」
ということを話しました。
わからないことを人にきく勇気
人前で話すことが苦手な話をしてきましたが、もう一つ長女には苦手なことがあります。
わからないことを人にきけないということ。
今回の授業中泣いてしまった事件の一番の問題は、人前で話すことが苦手ということ以前に
なにをすべきかわからないままその時間をすごしてしまった、ということ。
「わからなかったら先生にききなよ」
とよく言うのですが、長女はどうしてもこれができません。
お店で店員さんになにかたずねるだけでも緊張と不安できけません。
「お友達にきけばいいじゃん」と言っても
「友達も忙しそうできけない」と言います。
忙しいって。笑
そんなこと言ってる場合か!!とつっこみたくなることがよーくあります。
そうはいっても授業中わからないことは先生にきくしかないわけで。
長女の場合先生のいってることがわからないということもよくあるようです(大丈夫かいな・・・)
そうなるともはやなにがわからないのか、
なにを先生にきけばいいのか・・・
そんな状態。いやーたしかに困りますね。
でも結局、
人前で話すことも、わからないことを人にきくのも、
やっぱり慣れるしかないと思います。
勇気をだしてまずは人にきけるようになってほしいです。
まとめ
先生のやり方がよくないとか、そういうことを言いたいワケではありません。
授業に限らず、人前で答えや自分の意見や感想を言う場面は今後もさけて通れない道です。
だからクラスの授業の中で発表するというのはそういうときのための練習の一つだと思うので、
今回のようにいつもあまり発言しない子にもできるだけ発言の機会を与えようというのは必ずしも間違っていないと思います。
個人的には大いに賛成なのですが、
ほんと〜に人前で話すことが苦手な子もいる、ということ。
ここがとてもむずかしいと思うところです。
今回のことで急に長女に変化がおきるかどうかわわかりませんが
少なくとも一つ経験値はあがったと思います。
「ぼんやりしてわからないまますごしちゃダメなんだな」
くらいは感じたのではないでしょうか。
親がいくら心配したところで、こればかりは本人が解決していくしかありません。
ずっとそばにいるわけにはいきませんからね。
心配しましたが翌朝にはケロッとして元気に学校へ行き、楽しく帰宅したので大丈夫そうです。
子供の悩みはつきないものです。
少しずつ自立の道へ進んで行けるようにそっと見守っていきたいところです。
以上ちばっちでした!