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【資産形成】オルカン1択でOK?“ほったらかし投資術”のススメ

ごきげんよう〜

3姉妹を育てる事務員かあさんちばっちです。

さて、最近読んでよかった〜と思える本についてご紹介します。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)》

今では何気なくつかっている「ほったらかし投資」という言葉を生み出した本なんですね!知らなかった〜

この本ですすめているのはたった一つのインデックスファンド

eMAXIS Slim 全世界株式

(オール・カントリー)

なんとコレ一択✨

  • 投資初心者
  • すでに投資は始めたものの「これでいいのか?」と不安になっている人

そんな方にはとっても参考になる一冊です。

自分の投資スタイルについて見直すきっかけにもなります。

  1. お金は手段であると割り切る(インデックス・ファンドを換金するのもアリ)
  2. リスクの考え方に年齢は関係ない
  3. 自分ではどうしようもないことは考えない
目次

全世界株式インデックスに投資がおすすめ

この本ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称「オルカン」)に投資することがベストアンサーだとしています。

その根拠について細かく説明されていますので興味のある方はぜひ書籍で確認してください。

ただiDeCoではオルカンがなかったりもしますし、

ポイントとなるのは「全世界株式インデックスファンド」ということになります。(低コストのもの)

私は楽天証券をメイン口座で運用しています。

つみたてNISAやiDeCoでは楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を買っていた時期もあったのですが、

今は色々考えた結果、ETFで本家本元のVTをつみたて購入しています。

この書籍によればイチオシはオルカンですが、

自分の証券口座で選べる全世界株式インデックスファンドを選択すればOKということですね。

必要資金が足りなくなったら換金もアリ

いざ投資を始めようとして最初につまずくのは

いくら予備資金として手元に残せばいいの?」

というところだと思います。

予備資金(生活防衛資金)は半年分あればいい?1年分?それとも安全なところで2年分?

人によってこの基準はまちまちで、はっきりいって正解はないと思います。

すべての人に共通する金額は明示できませんよね🌀

ただ、5人家族の生活費2年分貯まったら、なんていったらおそらく一生投資は始められません(爆)。

なので私はだいたいのところで見切りをつけて、

現金は最低限残して投資に回すことにしました

「不測の事態で本当のほんと〜!!に困ったら投資信託を解約して現金化すればいいや」

と思っているからです。

でも実際にこの考えを肯定してくれる書籍やブログは今まで見たことがなかったんですヨ⤵

がしかし!!

この「ほったらかし投資術」ではこの私の考えを肯定してくれているではありませんか!

予備資金だけではお金が足りない自体が起こったら、インデックス・ファンド又は個人向け国債を必要な額だけ速やかに換金して、支出に充当することです。

お金はそもそも使うためにあるものなので、「ちゅうちょなく」行う心構えを持ちましょう。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

インデックス・ファンドは数日で換金できます。

しかも、投資の全額ではなく一部を解約することが可能です。(この点は、不動産投資などと異なる長所です)。

お金が必要になれば、部分的に解約すればいいことを付け加えておきます。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

「いざとなったら保有しているインデックスファンドを売っていい」なんて言ってくれる人は初めて✨

たいていの投資家のアドバイスは

「保有しているインデックスファンドは絶対売らない方がいい」というもの⚡  ※優良ファンドであることが条件

ま、まあそりゃそうですよね。

「いつでも現金化していいからやっちゃいなー!」

なんてふつうは言えませんよね。リスク高すぎ(笑)

私もファンドを気軽に売ろうなんて思っているわけではなく、

「どうにもならない、いざとなったらの最終手段」という覚悟ではいます。

時間かけて運用することでリターンを得るという投資目的と、

お金はあくまで手段である、ということをバランスよく捉えることが大事ですね。 

リスクへの考え方に年齢は関係なし

高齢者の投資に対するアドバイスに疑問

iDeCoを始めようとしたときに悩まされたのが年齢ごとに紹介されているオススメのアセットアロケーション

年齢が高くなるにつれて守りの資産運用になるように、というアドバイスばかりなんですよね。

でもこのアドバイス、正論なんだけどなんだかな〜って思っていました。うまく言えないけどなんかモヤる。

これについてもズバッといってくれてます。

世間では、「高齢者はリスク資産の比率を下げる方がいい」という紋切り型のアドバイスが行われることが少なくありません。

これは、「年を取って、損を取り返す時間が少ない状況で、損をする可能性を持ちたくない」という、高齢者個人の自分の気持ちだけに焦点を当てた「自分本意な感情を想定した」アドバイスです。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

し、辛辣・・・でもまさにそうだとおもう!

投資を始めようとする高齢者、というか、すべての人に対してする最初のアドバイスは、

「アセットアロケーションを意識しましょう」とか

「年齢が高ければバランス型で守りの運用がおすすめ」とかではなく、

「あなたの資金をなにも勉強せずにいきなり投資にぶっこむのは危険ですよ。

少しでいいから勉強して、リスクの低いシンプルな投資を始めましょう」だと思う。

あくまで個人の意見なのですが、

高齢で投資をしようとしている時点でたぶん生活に困らない現金資産は確保していて、

それでもなお金が余ってるという状況なんだから、

「時間による複利の効果は大きく得られないかもしれないけどインデックスファンドを数年運用してちょっとプラスになればいい」という考えを後押ししてあげればいいだけだと思う🌀

高齢者にこそシンプルなもの

生活資金以外をすべて投資に回すのはリスク?

この本では生活資金以外を「運用資金」とよび、

さらに「運用資金」を以下2つに分けて考えています。

  1. リスク資産→運用資金(投資など)
  2. 無リスク資産→リスク資産を除いた資産(現金や個人型国債など)

まあやっぱり

「生活資金以外を全部投資に回しましょう」

と言いきるのはなかなか難しいところもあり、

「無リスク資産」として銀行預金や個人型国債という安心材料を伝えてくれていますが、

それでも以下のように運用資金をすべて投資などに回してもいいのではないか、ともあります。

若い人も高齢者も、「案外大きなリスクを取ることができる」場合が多いことを知っておいて下さい。

「運用資金全額をリスク資産に回しても大丈夫なのではないか?」という想定について、一度は考えを巡らせてみてみましょう。決定的に困るわけではないと思える場合が案外多いのではないでしょうか。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

「決定的に困るわけではないと思える場合が多い」というところに激しく同意!

とにかく世間ではリスクをすべて払拭してからじゃないと投資ができないようなアドバイスが多い!

コレに惑わされてしまうんですよ⤵

もちろん投資はリスクですよ。でもノーリスク・ノーリターンなわけで。

年齢に関係なく、”自分の場合はどうか”と考えれば生活資金以外は投資に回すという選択もアリ、という人は結構いると思います。

そのことに気づかせてくれます。

年齢じゃなく、自分はどうか、で考えよう

少しでも早く「始めること」そして「止めないこと」

とにかく「始めること」

投資を小さな金額から早く始めつつ、資産の形成を目指す方針が合理的です。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

インデックス投資に重要なのは時間ですからね!

時間だけはお金で買えません

複利の効果についても知っておくと更に納得。

少しでも早く投資を始めておくことが、その後に投資資金を拡大すべきときにスムーズに実行できるでしょうし、投資の経験値を蓄積する上でも効果的です。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

投資を始めるにはまずは証券口座の開設が必要で、いざ始めようにも証券口座がなければどうにもなりません。

で、この開設手続きになかなか踏み切れない人が私の周りにはたくさんいらっしゃいまして・・・

まずは1日でも早く証券口座を開設!!

いきなり自分の貯金から投資するのが怖かったら

ポイント投資をやってみる

月1000円の積立設定をしてみる

そうして「投資したあとのお金の流れ」を一度経験してみることで投資への疑問や不安が一つ解消されると思います。

私も最初は楽天証券で楽天ポイントの投資からはじめました。

知識がなさすぎてつみたてNISAの初年度は数千ポイント分だけで終わらせてしまったという失敗も・・

今思えば「非課税枠をこんなんで1年つかってしまってなんてもったいない!!」とちょっと後悔しているのですが(笑)、

でもこのときに投資を始めてみたということが投資への大きな一歩だったことはまちがいありません。

まずは一歩踏み出してみましょう〜

「止めないこと」

始めてしまえば、後は「止めないこと」と「余計な手出しをしないこと」の2つに気をつけたらいい。

投資は始めることが大事です。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

イジるな危険てやつですね。

初心者ほど(👈自分)よくわかんないからいじっちゃうんですよね〜

わかる〜(´Д`)

静観してあとはひたすらお金が働くのを見守る、というのは実はかなり忍耐が必要💣

株価に振り回されて売ってしまっりするのも初心者あるある⤵

止めず、イジらず、ほっとく!

コレがむずかしい!

考えてもムダなことは考えないこと

この本を読んで共感したのはやはり根幹にある「合理的な考え方」です。

努力しても改善できない問題には努力しない、鍛えても強くならないものはトレーニングしない、といった人生全般に通じる合理的方針が「ほったらかし投資術」の特徴です。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

相場に関して、考えたり悩んだりすることは、自然なことですし悪くはありません。しかしそこで、自分が考えたり悩んだりすることに、どのような意味があるのかを冷静に自問することが大切です。

全面改訂第3版  ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ 著)

自分の力ではどうすることもできないことは考えるだけムダってことですよね。

投資のことだけではなく、これって人生においても言えることだと思うんですよ。

どうにもならないことを考えて不安になったり悩んだり

「どうしようどうしよう」とやっているのは

まさに時間のムダ。エネルギーのムダ。

自分にできることと、自分ではどうにもならないことを切り離して考えるべき。

投資の未来は自分ではどうしようもないのだからほっとく。

自分にできることだけに集中する。

この考え方大切ですね。

投資にふりまわされないのが”ほったらかし投資”の基本

自分なりのほったらかし投資を実行しよう

この本では

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)につみたて投資する」

たったこれだけ、コレこそが誰にでもできる、再現性の高い投資方法として紹介されています。

いろんな人のアドバイスや情報に振り回されずにこの一択でひたすら運用を続ければたしかに資産形成は可能だと思います。

とはいえ、雑音に惑わされずに一直線にこの運用のみを信じていきなり突きすすめられるかっていうと・・・

それはそれでなかなかむずかしいかな〜というのが感想です。

自分なりにいろんな情報を取り入れて、やってみて、失敗して・・・

そういう経験をした後にこの「オルカン1択」という投資方法にたどり着くような気がします。

そして「やっぱこの運用がベストアンサーだったんだ・・・」と落ち着く、みたいな感じでしょうか(´Д`)

  • ムダなコストをかけない
  • 自分の時間をとられない
  • 着実に資産形成ができると思われるインデックスファンドを買い続ける。

このことを主軸に、大事なのは自分なりに考えて実行していくことだと思います。

自分流のほったらかし投資スタイルをつくってそれを貫くこと。

私は今現在は米国株集中投資にしているので

  • つみたてNISA:楽天VTI、eMAXIS Slim S&P500
  • iDeCo:楽天VTI

をつみたてています。

少し前まではごちゃごちゃいろんなインデックスファンドを買っていたのですが、

メインを楽天VTIにしぼったことですっきりしました。

安心してほったらかし投資が続けられていると感じます⤴

自分の投資スタイルを貫くことは結構忍耐を必要とします。

投資目的を見失わず、自分流ほったらかし投資で気長に資産形成をしていきたいと思います。

以上ちばっちでした!

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この記事を書いた人

3姉妹と末っ子長男の4児を育てる事務員かあさん
1983年生まれ埼玉県在住

投資とブログが好き
育休中は副業探し→アパレルせどり奮闘中

自分と家族の楽しい未来のため、めざすは経済的自由!

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