ごきげんよう〜
3姉妹を育てる事務員かあさんちばっちです。
うちには長女(小4)、次女(小2)、三女(年中)の娘がいます。
去年くらいから
「友達がこのシールもってるから私もほしい!」とか、
「かわいい小物入れがほしい!」というのが増えてきました。
そこで、そういう気持ちがでてきたのを一つのタイミングとして、
わが家でも“金融教育”らしきものを始めてみました。
- 本当に欲しいものってなんなのか?
- 自分のお金をつかってまでほしいものか?
- 貯金をする意味とは?
それらを考えるきっかけになるようにこんな金融教育方針ですすめることにしました。
〜“使う”と“貯める”のバランスを自分で考えよう〜
- お年玉は自由に使っていい
- 年末の口座残高の10%の利息をもらえる
“使う”を考える
わが家ではまだ毎月定額のおこづかいはあげていませんので、お年玉が子どもたちの一年間で自由につかえるお金となります。
長女はボードゲーム、バスケットボール、ルービックキューブなど、自分が遊びたいとおもったものを買っていました。
数千円するのでちょっと迷ったりするものの、どうしてもほしい!と思ったようです。
知育的なおもちゃや誰かと遊べたりするものならいいんじゃないかな〜と思いますよね。
その他、旅行に行ったときの記念のモノも自分で買うようにしました。
また、「どうしてもアイスが食べたい」といってスーパーに買いに行ったり、
「かわいいシールがほしい」といって100均一にいって買ったり、細々したものも買っていました。
この一年みて、やはり「自分のお金を使う」となると選ぶときもかなり真剣になるのがわかりました。
正直「いや、それ絶対いらんやろ・・・」っていうものも中にはありましたが、できるだけ口を出さないようにしたつもりです。これが結構むずかしかったりします⚡つい口出しちゃう。
ほしい!と思って買ってみて、
本当によかったなと思うものと、
いらんかったな、というものってありますよね。
自分で悩んで自分のお金で買ってみるからこそ身を持って実感するものだと思うんです。
まあこれは子供に限らず大人も日々繰り返す失敗ですけどね(´Д`) 衝動買いの失敗とかね。
自分の本当に欲しいものを真剣に考えて自分のお金で買う
自分のお金で買うからこそ大切にしたりしますし。
こんなかんじで去年一年間は自分たちで使い方を考えさせて実際に買わせてきました。
“貯める”を考える
利息を教える
“使う”も大事ですが、まあやっぱり大事なのは“貯める”ですよね。
月額のおこづかい制ではありませんが、お手伝いをしたときに少しおこづかいをあげたりしています(ダンナが)。
お年玉とおこづかいをどのくらい貯めるか。
お年玉とおこづかいをどのくらい貯めるか。
そこで利息をつけて貯めるメリットを教えることに。
私がジュニアNISAを含め管理している子供の銀行口座は楽天銀行ですが、
まだ小学生ですから、ネット銀行だといちいちログインしたり、パスワード管理も心配なので
子供たち自身で管理する用にはゆうちょを使うことにしました。
使っているのはゆうちょですが、利息を払うのは私なので“おかあさん銀行”といっています。
このおかあさん銀行、信じられないくらい高金利。
なんと年利10% うらやまー!!
まだこの“○%”という概念は理解しきれていないようですが、
年末の時点でゆうちょに残高が多ければ多いほどプラスαでもらえる金額が多いということはわかります。
となると欲しいものは買いたいけれど年末までに使い切ってしまうとおまけ(利息)がもらえない。
むむむ・・・ジレンマ。
悩みますね〜
これも結構大事ですよね。
子供なりに利息のおいしさはわかるので
「おまけ(利息)なんか関係ねー!どうせまたお年玉もらえるんだからつかっちまえー!!」
とはならないようです(笑) なかなかおもしろい。
年末までにディズニーランドにいくとか旅行とか予定があればそこでなにか買うことを考えつつ、
どこで財布のヒモを締め、どこでがっつり使うか、そして残高をいくら残すか
結構考えることになります。
数年したら複利の効果もわかるかも?
“おかあさん銀行”は利息を教える狙いともう一つ、「複利の効果」も教えたいという狙いもあります。
残高が多ければ多いほど、そして年数を重ねるごとに利息が加算され…という。
まー複利を理解して実感するのは当分先ですからどこまで伝えられるかは微妙ではありますがとりあえずやってみます💣
貯金すればいいわけではない
一般的に貯金は大事ですが、
若いときに貯金ばかりするのはちがう、と思ってます。
なので、子供にはそのことも常に伝えています。
「貯金も大事だけど貯金だけするのはちがうよ。本当にほしいかどうか考えて、ほしいと思うなら買えばいい。でもほしいと思って買ってばかりいたらお金はなくなる。それを考えるのが大事なんだよ〜」
その時にしかできないお金の使い方があるはずなんです。
まだ小学生なので今しか使えないお金の使い方っていうのはあまりありませんが、
例えば大学生とか、20代の一番いい時期をただ目的もなく貯金に費やして、
あとから「あ〜あのときもっとこうしておけば・・・」という後悔をしないための練習になるのではないかなと考えてます。
“使う”と“貯める”のバランス感覚を培ってほしい。
これがわが家の金融教育の最大の目的です。
個性に合わせて教えていく
一年みてきて、子供それぞれでお金の使い方ってちがうものだなあと感じました。
妹のために自腹でお菓子を買ってあげようとする長女と、だいぶケチな次女(笑)
見ていておもしろいです。
それぞれ違うので個性に合わせたアドバイスをしてあげられたらと思います。
ということで今年もおかあさん銀行継続です。
お金の使い方に変化は現れるのか!?
楽しみです。
ちばっちでした!